エネクトニュース

9月1日、株式会社三社電機製作所は、無停電電源装置「BACKUPS 1000シリーズ」の販売を開始したことを発表した。

この製品は、各種オンラインシステムや通信機器などの電源バックアップとして活用される。産業用無停電電源装置（UPS）「BACKUPS I-2000シリーズ」の品質を向上したものである。

同社は、無停電電源装置の開発に50年以上取り組んでおり、新製品は、これまでの技術を結集した、信頼性の高い製品だとしている。

「BACKUPS 1000シリーズ」はインバータ給電方式で、より品質の良い電力給電が可能。2秒以内の短時間で復旧した場合は、停止せずに自動運転継続する「ピークカット機能」も備えられた。バイパス回路内蔵により、給電を継続しながらの保守作業も可能だ。

蓄電池の消耗や劣化を抑えるため、180V～231Vの入力電圧に対応。電圧変動などでバックアップ動作に切り替わる回数を減少させる。また、待機時間や蓄電池の温度管理により、蓄電池の寿命をより精密に判断することが可能となっている。

高度情報化社会において、膨大な情報を管理するデータサーバーが停止した際の被害は計り知れない。同社は、今後もエネルギーの安定供給を目指し、「創」「貯」「省」を実現する製品を開発する意向だ。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

株式会社三社電機製作所
http://www.sansha.co.jp/

三社電機製作所プレスリリース
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