2015-09-16 02:00
エコ
西部ガス、エネファームの販売台数が5000台突破

分散型エネルギーシステムとして注目が高まる
9月14日、西部ガスは、家庭用燃料電池「エネファーム」の累計販売台数が、5000台を超えたことを発表した。同社では2009年6月、エネファームの販売を開始。同月11日、販売台数(設置ベース)で5000台を突破した。
エネファームは、都市ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させることで発電するシステム。電気を作るときに発生したエネルギーは、家庭内で給湯や暖房に利用する。エネルギーセキュリティの向上や電力ピークカットにも貢献できる分散型エネルギーシステムとして、ニーズが高まっている。
CO2排出量と電力購入量の削減に貢献
同社の販売実績推移を見ると、発売当初は年間84台、その後3年で約1000台を売り上げた。東日本大震災後、節電意識の向上により、2013年度には1283台、2014年度には1387台と、設置台数は着実に増加している。同社が取り扱うエネファームは、パナソニック製と東芝燃料電池システム製。同社のモデルケースによれば、エネファームを導入することで、年間CO2排出量は約1.3トン、家庭の電力購入量は約65%減少することがわかっている。
同社は、今後も顧客へエネファームを積極的に提案し、省エネ・節電・環境保全に貢献していく意向だ。
(画像はニュースリリースより)
外部リンク
西部ガス
http://www.saibugas.co.jp
西部ガス/ニュースリリース
http://www.saibugas.co.jp/info
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