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2015-10-11 18:00

その他

三菱UFJリースがエネルギー関連のアセットマネジメント事業子会社を設立

三菱UFJリース株式会社
2018年3月までに数百億円規模のAM事業の管理資産を目指す
三菱UFJリース株式会社(以下「MUL」)は エネルギー関連のアセットマネジメント事業(以下、AM事業)、エネルギー事業の取得・運営・仲介等を事業内容とする「MULエナジーインベストメント株式会社」(以下「MEI」)を設立することを発表した。

将来的に拡大が見込まれている太陽光発電分野のAM事業のニーズを取り込むことを目的として設立された子会社で、MULがこれまで培った高度な専門ノウハウや多様なエネルギー関連企業とのネットワークを活かし、太陽光発電資産の運営管理から、発電事業の取得・売買・仲介、再生可能エネルギー事業を対象とするファンド組成および運営などを行っていく。

当面の事業としては、来年を目途にエネルギーファンドの組成を行うファンド事業の立ち上げ、2018年3月までに数百億円規模のAM事業の管理資産を目指していくとのことだ。

MULが掲げる「ビジネスモデルの進化」
2012年7月の再生可能エネルギーを対象とした固定価格買取制度(FIT)の導入により、現在の太陽光発電市場は急成長している分野だが、買取価格の引き下げなどにより、新規の太陽光発電事業はピークアウトすることが予想されている。

その一方で、稼働済み発電サイトのメンテナンスや評価、資産の運営管理や売電事業のセカンダリー市場での売買など、AM事業に対するニーズは高まりを見せていくと期待されている。

MEI設立の背景には、こうした太陽光発電市場の動向に加え、MULが推し進めている中期経営計画もある。MULは2014年度から中期経営計画「Evolution(限りなき進化)」における成長戦略の柱の一つとして、「金融と事業を融合した新しいビジネス」の積極的推進により事業機会の拡大を目指していく「ビジネスモデルの進化」を掲げている。対象となる事業はMULが高い専門性を持つ分野。MEIの設立はその第一弾という位置づけだ。


外部リンク

三菱UFJリース株式会社ニュースリリース
https://www.lf.mufg.jp/investors/library/pressrelease/

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