2015-10-07 22:00
その他
パリで「カー・フリー・デー」を実施

市の中心部、緊急車両とタクシーを除く自動車通行をストップ
9月27日、パリで「カー・フリー・デー」イベントが開催された。このようなイベントはパリ初のことで、各国のメディアが紹介している。パリでは、11月30日、国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)の第21回締約国会議(COP21)の開催を控えている。パリではディーゼルによる大気汚染が深刻だ。カー・フリー・デーの実施は、COP21を前に、大気汚染について市民へメッセージを発信する目的があったようだ。
イベントは11時から18時まで、パリ中心部4つの行政区で実施。タクシーと緊急車両を除く、全ての自動車の通行が禁止された。区域内にはエッフェル塔やシャンゼリゼ通りなど、代表的な観光スポットが含まれた。
二酸化窒素レベル最大40%低下 定期的な実施も視野に
あるブログの報告を見ると、車が走らない道路には多くの人々が自転車で走り、家族連れがのんびりと散歩をしている。キックスケーターで走る子ども、スケボーや球技をする人の姿もある。大気状況を発信するAIR PARIFによれば、27日、セーヌ川沿いでは、二酸化窒素レベルが最大40%低下。シャンゼリゼ通りでは通常の日曜日と比較して約3分の1に、最も混雑したオペラ座周辺では20%低下したと報告している。
Anne Hidalgo市長は、
私たちは、月に1度かそれ以上の、カー・フリー・デーを考えるべきかもしれない。(The Guardianより)
とツイッターで発信した。
(画像:The Guardianより)
外部リンク
The Guardian
http://www.theguardian.com
STREETS BLOG USA
http://usa.streetsblog.org
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