2015-10-17 07:00
その他
中部電力が15年度夏季の電力需給実績を発表

5年前に比べて175万kWの節電が達成される
中部電力株式会社は9日、2015年度夏季(2015年7月1日~9月30日)の電力需給実績について発表し、国の節電協力要請期間終了を受けた取り組みの成果として、具体的なデータを公表している。中部電力は当初、期間中の最大電力(発電端)を最大3日間の平均で2,475万kWと想定していたが、中部電力管内の多くの使用口で節電への取り組みが進み、結果として計画を3万kW上回る最大3日平均電力2,478万kW(2015年8月)を記録したという。
個人から法人に至る契約者が率先して節電に取り組んだ結果、2010年度のデータと比較して175万kWの節電効果が得られたことが算出されている。
中部電力 再生エネルギーへの取り組み姿勢
中部電力では需給ひっ迫への対応に迫られた他電力会社の要請を受け、自社管内での電力供給に支障をきたさないことを確認した上で、最大で71万kWの電力融通を行ったことも伝えている。再生可能エネルギーについて中部電力は、エネルギー自給率の低い日本にとって重要な電力源の一つと考えており、低炭素で発電できるなどのクリーンさを評価した上、エネルギー密度の低さやコスト高などの課題をクリアしていくことにグループ会社全体で取り組んでいきたいとしている。
(画像は中部電力HPより)
外部リンク
中部電力 プレスリリース
http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release
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