エネクトニュース

経済産業省は、電力市場の改革に対応するために新たな有識者会議である「電力基本政策小委員会」を設置することを発表した。

「電力基本政策小委員会」は、「総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会」の下に設置されたもので、電力システムの改革とともに電力分野の安全性や安定供給、経済効率性や環境適合を同時に達成するために、電力市場の整備を進めることが目的となっている。

活動としては、日本の電力供給におけるエネルギー産業に、海外産業のエネルギー産業に負けない競争力を持たせることに向けた、電気事業制度に係る制度設計をはじめとした幅広い政策課題の検討などが行われるとのことだ。

委員会設置後最初の議題となるのは「小売全面自由化に向けた検証の進め方」、「小売全面自由化に向けた事前準備の進捗状況」、「電力会社におけるシステムの開発・整備状況及びスマートメーターの設置状況」となっている。

「電力基本政策小委員会」の委員等名簿は、経済産業省のニュースリリース別紙にて確認することができ、第1回委員会は平成27年10月27日（火）に実施される予定となっている。

外部リンク

経済産業省 ニュースリリース
http://www.meti.go.jp/press/2015/10/