2015-10-27 09:00
その他
東北電力と中部電力が天然ガス供給に関する協定を締結

新設する上越火力発電所1号機へ、平成35年から20年間
10月23日、東北電力株式会社と中部電力株式会社は、天然ガスの供給に関する基本協定書を締結したことを発表した。この協定に基づき、東北電力は、中部電力より天然ガスを購入する。購入は年間約30万トン、平成35年6月から約20年間の契約となる。
天然ガスは、平成35年6月に稼働予定の東北電力・上越火力発電所1号機に活用する。中部電力上越火力発電所が隣接しており、中部電力が輸入した液化天然ガス(LNG)を気化し、導管を通して東北電力に供給される。
設備・建設コスト低減、燃料の安定供給による施設の有効活用が実現
協定締結によって、東北電力は、LNG受入設備などの建設コストや、発電所運用コストの低減が期待できる。中部電力は、東北電力に必要な燃料を安定供給することで、同社の上越火力発電所を最大限有効活用することが可能となる。東北電力上越火力発電所1号機は平成31年5月に着工の予定。出力は57.2万kWで、天然ガスを使用したガスコンバインドサイクル発電方式を採用する。
両社は今後、ガス供給に向けた詳細について協議を進めていく。
(画像・中部電力プレスリリースより)
外部リンク
中部電力
http://www.chuden.co.jp
中部電力/プレスリリース
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東北電力
http://www.tohoku-epco.co.jp/
東北電力/プレスリリース
http://www.tohoku-epco.co.jp/news
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