• TOP
  • >
  • その他
  • >
  • 北電 エネルギーセキュリティに寄与する純揚水式発電所を運転開始
2015-11-04 07:30

その他

北電 エネルギーセキュリティに寄与する純揚水式発電所を運転開始

水力発電
3機からなる発電施設の2機目
北海道電力は、地球環境と地域のエネルギーセキュリティに貢献する「純揚水式発電所」を北海道虻田郡京極町に建設中であるが、今回その京極発電所2号機が営業運転を開始したと発表している。

京極発電所2号機の最大出力は20万kWで、昨年10月から運転を開始している同1号機、25年以降から運転を開始見込みの同3号機と合わせた出力は60万kWに達する。

安定した電力供給に期待がもたれる揚水式発電所
北海道電力はバランスの取れた電源の多様化を推し進め、電力の安定的な供給能力を確保するために純揚水式発電所の設営に力を入れている。

今回稼働した京極発電所2号機についても、「可変速揚水発電システム」という、電気の周波数を一定に保ちつつ入出力調整を瞬時に実行できるシステムが採用されている。

これは電気の品質維持に大きく貢献するもので、電力需要が切迫するピーク時の発電などで、同発電所が全体の電力供給力の下支えになることを期待することができる。

また同発電所には「緊急起動機能」として、周波数調整にからみ自動的に運転を開始できる機能や、「調相運転機能」として、需要が見込めない時に電力系統の電圧調整を行える機能も備わっている。
揚水式発電所は、発電所の上部と下部に大きな池(調整池)を持ち、電力需要の少ない時に下部調整池から上部調整池へ水をくみ上げておき、電力需要の多いピーク時に発電する方式で、純揚水式と混合揚水式に分けられます。
(プレスリリースより引用)

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

北海道電力 プレスリリース
http://www.hepco.co.jp/info/2015/1196847_1643.html

北海道電力 プレスリリース
http://www.hepco.co.jp/info/2015/__icsFiles/afieldfile

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook