2015-11-14 11:15
太陽光発電
中国電力 再生エネの接続可能量拡大と申し込み状況を公表

太陽光・風力ともに拡大
中国電力株式会社は10日、再生可能エネルギーの接続可能量について、国の新エネルギー小委員会系統ワーキンググループを通した定期的な整理の一環として、接続可能量の拡大を確定したことを発表した。同社は13年1月に風力による接続可能量を「100万kW」、14年12月に太陽光による接続可能量を「558万kW」と公表しており、それがこの度の接続可能量「2015年度算定値」の報告により、風力が「109万kW」、太陽光が「660万kW」へと拡大する見込みとなったものだ。
中国電力は今後ともグループ一体となった再生エネルギー導入に注力し、上限が太陽光360時間、風力720時間となっている無補償の出力制御契約の受け付けを継続していく意向を示している。
注目される『隠岐ハイブリッドプロジェクト』
11日に発表された「11月6日現在」の再生可能エネルギーの申込状況については、太陽光発電の「30日等出力制御枠」について「660万kW」で確定がされ、接続申込済量は合計「531万kW」となっている。また再生可能エネルギー全体の申込状況としては、接続済と接続申込済の再生可能エネルギーの合計が「613万kW」であった。
中国電力は隠岐諸島において、日本初となるハイブリッド蓄電池システムによる実証事業『隠岐ハイブリッドプロジェクト』に取り組むなど、積極的な再生可能エネルギーの活用姿勢を見せている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
中国電力 プレスリリース
http://www.energia.co.jp/press/15/p151110-1.html
中国電力 プレスリリース
http://www.energia.co.jp/elec/seido/kaitori/moshikomi.html
隠岐ハイブリッドプロジェクト
http://www.energia.co.jp/okihybrid/index.html
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