エネクトニュース

11月27日、丸紅株式会社は、2016年4月1日から家庭・小規模事業者など低圧需要家向けの電力小売りサービスを開始することを発表した。サービスは丸紅新電力株式会社が運営する。

丸紅では、1990年代から発電設備の建設などに携わり、独立系発電事業者として電力事業に関わっている。2000年からは小水力発電所を運営、2002年には自ら発電設備を保有する特定規模電気事業者の草分けとして、電力供給のノウハウを蓄積してきた。

2015年には北海道、東京、中部、関西、中国、九州電力の管内で、オフィスビルや官公庁施設など5000以上の売電契約地点を通して、約1200MW規模の電力小売り事業を開始している。

その他、火力、水力、風力、太陽光など、丸紅グループの再生可能エネルギーへの取り組みなど、豊富な実績を活用した電力小売り事業を展開していく。

丸紅新電力では、電力の使用状況がひと目でわかるスマートメーターの設置を進めていく。これにより、今まで1か月単位で計測していた電力使用量が毎日30分単位で計測できるようになる。

ウェブサイトでは、契約者がマイページで電力使用量を確認できるサービスや、現在の電気使用状況や目的に応じた料金診断シミュレーションコンテンツを準備中だ。

丸紅新電力は2016年1月から先行申し込みの受け付けを開始。4月より電力供給を開始する。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

丸紅株式会社
http://www.marubeni.co.jp/

丸紅株式会社／ニュースリリース
http://www.marubeni.co.jp/news

丸紅新電力株式会社
https://denki.marubeni.co.jp/