エネクトニュース

公益財団法人東京都環境公社が運営する、省エネ＆エコライフ配信サイト「クール・ネット東京」では、一般の家庭が地球温暖化についてよく理解し、すぐに家庭内で実行できる省エネ術などを解説した冊子『家庭の省エネハンドブック』（以下 ハンドブック）を公開している。

ハンドブックでは家庭内での電力消費の様態を大きく「夏の電気の使われ方」と「冬の電気の使われ方」の2通りに分けて解説し、豊富な図欄と統計を用いながら知識がダイレクトに定着するよう説明している。

それによると家庭での冬の電力消費量ピーク時間帯は夕方以降で、やはり暖房機器に占める割合が多いものの、熱源に電熱を使用する機器（電気ストーブ・オイルヒーターなど）の使用を極力避け、石油やガスのファンヒーターで部屋が暖まったところを、エアコンの運転に切り替えて効率よく室内の暖房を行う術を紹介している。

この他に、省エネ・節電の基礎知識として、一般的な家庭内で使われる主な家電の消費電力目安を掲載し、電力会社との最適な契約アンペアを検討するのに便利な「家電チェックシート」も付帯している。

また「リビングルーム」「キッチン」「バス・トイレ・洗面所」など、家庭内をゾーンごとに区切って省エネチェックポイントやコツを記載し、国のクリーン化の鍵を握る一般家庭で省エネが一層推進されるよう後押ししている。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

家庭の省エネハンドブック
http://www.tokyo-co2down.jp/cmsup/pdf/katei_handbook

クール・ネット東京
http://www.tokyo-co2down.jp/