2015-12-20 16:45
太陽光発電
静岡県川根本町 ソーラー発電を用いた防災システムを構築

情報化を地域振興につなげる取り組みの一環
静岡県榛原郡川根本町(以下 川根本町)では、普及が遅れていた高速ブロードバンド環境の整備を進めるための「高度情報基盤整備事業」において、町内全域への光ファイバと無線接続環境が整ったことを発表している。川根本町ではIOT環境の整備によって都市部との情報格差の解消を図り、さらに観光資源などの地元の地域情報を広範に発信していくことで、地域振興に役立てていきたい構えだ。
また今回の整備事業に合わせて、公衆無線LANシステム「観光・防災Wi-Fiステーション」という、ソーラー発電と蓄電池を組み合わせた防災システムの構築計画も進められている。
事業でインフラ構築の分野を担った京セラコミュニケーションシステム株式会社は、地域密着型の運用サービスを高品質で提供できるよう、川根本町に本社を置く東海ブロードバンドサービス株式会社を新たに立ち上げている。
太陽光発電の災害活用の可能性
言うまでもなく太陽光をエネルギー源としているソーラー発電は、防災向けの電源としても高い適性を備えており、蓄電地と併用した上での本格的な防災システムの構築や、個人のレベルでも、非常用袋に入るような携帯ソーラーグッズの普及などが進んでいる。また太陽光パネルはそれなりに頑丈であるため、発電機材自体が災害によりダメージを受けることがあっても比較的早い時期での復旧が望め、災害用ソリューションとしての期待値が高い理由ともなっている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
京セラコミュニケーションシステム
http://www.kccs.co.jp/release/2015/1216/
川根本町
https://www.town.kawanehon.shizuoka.jp/
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