2016-01-13 13:00
太陽光発電
関西電力、太陽光の遠隔出力制御実証試験を開始

2016年1月8日より実証試験開始
関西電力株式会社は、経済産業省の「再生可能エネルギー接続保留緊急対応補助事業」に採択されて、実証試験に向けた準備を進め、2016年1月8日より太陽光発電の遠隔出力制御および発電量把握に関する実証試験を開始したことを発表した。余分な出力制御を抑える
関西電力では、現時点では出力制御が必要ないが、今後、太陽光発電が更に拡大することを見込んでおり、今後、出力制御が必要となる可能性があるため、今回の実証試験を実施する。現在、電力供給量が需要量を上回ると予想された場合に、発電事業者に翌日分の出力制御を要請しており、必要量を超える指示となってしまうことがあるが、今回の実証事業では、双方向通信システム導入とリアルタイムでの発電量把握により、出力制御する発電量を抑えることを図る。
具体的な内容としては、関西電力が保有する6ヶ所の太陽光発電設備と、早稲田大学EMS新宿実証センターに設置された出力制御指令を行うサーバを双方向通信システムでつなぎ、出力制御の実証試験を行う予定とのことだ。
実証試験の期間は2月中旬までを予定しており、関西電力では今後も、電力の安定供給と太陽光など再生可能エネルギー普及拡大に取り組んでいくとしている。
外部リンク
関西電力 プレスリリース
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2016/
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