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環境省では、地球温暖化対策強化のため、高効率・低コストで小水力発電導入拡大量が期待できる新しい管水路用マイクロ発電システムの実証実験を2014年11月19日より富山県南砺市森清地内において実証実験を開始すると発表した。この事業は、『CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業』（管水路用マイクロ水力発電の高効率化、低コスト化、パッケージ化に関する技術開発）と事業名がつけられている。

事業受託者はダイキン工業株式会社である。くわえて実証実験の開始日にダイキン工業が開所式を午前9:30から開催予定である。

そもそもこの事業は、上水道の水源から送水までの間に未使用の位置エネルギーが存在しているのだが、この発電量は年間を通して発電量が安定しているため、効率的な再生可能エネルギーとして近年注目されていることから実証実験の対象として取り上げられた。

なお今回は、余剰エネルギーから最大限のエネルギーを利用できるように小型化・高効率化した水車と発電機をパッケージ化した低コストの管水路用マイクロ水力発電システムの開発と実証を目的としている。

外部リンク

環境省　報道発表資料
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=18902