2014-11-13 12:00
太陽光発電
供給過多の環境にも対応 遠隔一元管理システム【発電所長】

普及が拡大する一方で新たに浮かぶ問題
収益性を重視した産業用太陽光発電システムなどを展開する有限会社 岡村産業と、ワイヤレスセンシングやクラウドアプリケーションのサービスを手掛けるエコモット株式会社は共同で、自然エネルギー発電所の一元遠隔管理システム【発電所長】を開発し、現在は特許を申請中だと発表した。エネルギー分野に浸透が進む太陽光をはじめとした自然エネルギーは、環境に寄与しつつエネルギー自給率を高められるソリューションとして注目を集め、急成長を遂げている。
一方、最近のニュースなどで明らかになっているように、一部電力会社が「自然エネルギーによる発電設備の接続申し込みを管内全域で数ヶ月保留する」との内容を発表するなど、送電容量オーバーのリスクが顕在化してきている。
また経済産業省も、系統ワーキンググループが「発電の出力制御を供給過多の時間帯に行う仕組み」を検討する意向を示している。
より柔軟な発電所の運営が可能に
そこで岡村産業とエコモットは、需要と供給のバランスを見越して発電所の安定運用を可能とする管理システムの開発に着手、そうして考案された【発電所長】の試験運用及び販売を7月1日よりスタートさせた。【発電所長】は発電所の運転状況を管理者の指定アドレスへ通知する機能をもち、Web上から発電所の始動・停止の切り替えをコントロールすることもできる。
【発電所長】により発電所トラブルの早期発見や、時間単位での発電所の運用を可能にし、経済産業省案にも対応可能となりました。
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
岡村産業、エコモット プレスリリース(アットプレス)
http://www.atpress.ne.jp/view/53342
岡村産業
http://www.ostec.jp/
エコモット
http://www.ecomott.co.jp/
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