2014-11-25 10:00
その他
太陽光発電所の監視システム パネルや導線などの盗難を防ぐ

パネルや導線の盗難を防ぐためのシステム
日本電業工作株式会社は、小型IPカメラと長距離無線LANシステムを一体化させた「マルチカメラ監視mini」の提供を開始した。ここ数年、建設中の太陽光発電所および運用中の発電所から、ソーラーパネルや送電用導線などが盗まれる事件が多発している。このシステムの利用により、発電施設の課題となっていた多地点監視における「監視の死角」を減らすことができる。
なおこのシステムは太陽光発電所を想定したカメラ4地点と電力室間の880mの映像伝達に成功しているため、これまで監視システムの構築が難しかった施設を効率的に監視が行える。
システムの特長と価格
システムの特長は次のようになっている。・2メガピクセルの高画質カメラによる360度監視で死角を減らす
・カメラは自営の無線LANを使用するため、ランニングコストはかからないうえ、電源確保が困難な場所でもオプションによる太陽光バッテリーで完全自立電源運用ができる。
・カメラ・アンテナともに耐風速60m/secで、風雨対策も施されている。
・オプションの人感センサにより、不審者の侵入を検知し、携帯電話のSMSを利用して簡易かつ即座に知らせるシステムを構築することができる。
なお、価格はアンテナ・無線機・カメラが一体化した子機で395,000円(税別)となっている。
外部リンク
日本電業工作株式会社 プレスリリース
http://www.den-gyo.com/news/pdf/20141117.pdf
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