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2014-11-22 19:00

太陽光発電

廃校を地域の拠点として復活! 太陽光パネルを導入した酒製造のプロジェクト

学校蔵プロジェクト
日照量の少ない佐渡ヶ島にて実発電量の高いパネルを利用したプロジェクト
ソーラーフロンティア株式会社は、新潟佐渡ヶ島にてCIS 薄膜型太陽電池パネルを利用したお酒の製造を始めたことを発表した。酒は、同島の老舗酒造メーカーである尾畑酒造株式会社が「学校蔵プロジェクト」の構想のもと、【学校蔵】というブランドとして製造され、2014年11月3日から販売開始されている。樽酒のような奥深い味わいがあるとして好評を博している。

この太陽光パネルの選定であるが、もともと佐渡市は年間の日照量が比較的少ない地域であるため、優れた実発電量をもつCIS薄膜型太陽電池パネルの実発電量が決め手の一つとなった。

廃校が地域の拠点として甦る
プロジェクトは、4年前に廃校となった旧西三川小学校の閉鎖後の校舎を、佐渡市の協力のもと、東大IR3Sと昭和シェル石油の参加による共同社会実装事業として佐渡市の「低炭素社会づくり」の最初の社会実装プロジェクトとし、ソーラーフロンティア製10kWのCIS薄膜型太陽電池パネルを旧水泳プール内に設置したものである。

これは、廃校を地域の拠点として甦らせて利用し、いわゆるエネルギーの地産地消を具現化したものである。くわえてその名を冠したブランドとして世に送り出した点は先駆的な取り組みとされる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ソーラーフロンティア株式会社 ニュースリリース
http://www.solar-frontier.com/
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