2014-11-21 12:00
太陽光発電
南アフリカ、ソーラーパネル付きのスクールバッグで登校

古いバッグ、機能性の高い素材にリサイクル
南アフリカの子どもたちのために作られた、ソーラーパネル付きのスクールバッグが話題になっている。これは、南アフリカの女性チームが立ち上げたプロジェクト「Repurpose」が開発したスクールバック。100%リサイクルのプラスチックを素材にしたキュートなデザインで、アフリカの子どもたちによく似合う。
バッグの上部には丸いソーラーパネルがはめ込んであり、太陽の光を受けながら試用できる。パネルは小さいながら12時間分の照明を補う電源を確保できる。
素材のプラスチックは、古いスクールバッグを再利用した。軽く、高温にも強く、防水効果も高い。雨の多い天候・環境に配慮した、機能性の高い素材に生まれ変わった。
パートナーの支援により受注生産
南アフリカの子どもたちは毎日朝早くから長距離を歩いて登校する。この時間を利用して充電した電力を、夜、家庭での読書や勉強に使う照明に役立てる。多くの子どもたちは個人のバッグを所有する余裕がない。Repurposeチームは基本的な物をそろえることができない学校を見つけ、「ギビング・パートナー」からの寄付金を募る。
その後ギビング・パートナーの協力を得て、学校からサイズと必要量を聞き、受注生産をしている。
バッグを提供した後、ギビング・パートナーには子どもたちから感謝の手紙やビデオメッセージが届く。ギビング・パートナーは、ウェブサイトから申し込みを受け付けている。
(画像:Repurposeより)
外部リンク
Repurpose
http://www.repurposeschoolbags.com
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