2014-11-29 12:00
エコ
日本初の導入 架線式蓄電池電車をJR九州が導入

日本初である交流電化区間の蓄電池電車
JR九州は、これまで電化されていない区間(非電化区間)を走行する気動車に変わる次世代の車両として、蓄電池で駆動する車両の開発に取り組んできた。今回その車両の実用化に向け、量産車両の製作に着手することとなった。JR九州としては初めての営業線への導入となり、くわえて交流電化区間で充電する蓄電池電車では日本で初めてである。
なおこの架線式蓄電池電車は気動車から架線式電池電車に置き換えることで、二酸化炭素等の排出および騒音を低減できる環境にやさしいものであり、沿線のイメージ向上がはかれる。
車両は平成28年秋から筑豊本線(若山線:若松から折尾)に導入する予定となっており、営業運転開始時期の予定としては平成28年秋に1編成2両を先行導入し、平成29年春に6編成12両を追加導入するという7編成14両を順次導入する形になっている。
なおこの区間の選定理由としては、車両に搭載する蓄電池要領に適した線区長であり、かつ交流電化区間との直通運転という運用上のメリットがあるためである。
電車の概要
架線式蓄電池電車の概要としては次のようになっている。1.交流電化区間
・従来の電車と同じように架線からの交流電力で走行
・走行・停止中に、架線からの交流電力を変換して蓄電池に充電
2.非電化区間
・パンタグラフを下げて、蓄電池のみ電力で走行
・ブレーキ時に回生エネルギーを蓄電池に充電
(JR九州 ニュースリリースより引用)
・従来の電車と同じように架線からの交流電力で走行
・走行・停止中に、架線からの交流電力を変換して蓄電池に充電
2.非電化区間
・パンタグラフを下げて、蓄電池のみ電力で走行
・ブレーキ時に回生エネルギーを蓄電池に充電
(JR九州 ニュースリリースより引用)
外部リンク
JR九州 ニュースリリース
http://www13.jrkyushu.co.jp/
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