• TOP
  • >
  • バンクーバー五輪のエコな選手村、どのへんがエコ?
2010-02-13 10:00

その他

バンクーバー五輪のエコな選手村、どのへんがエコ?

eco
バンクーバー冬季オリンピックは、選手村が環境を配慮したつくりになっていて注目されている。では、どの辺りがエコになっているのか。

選手村は、バンクーバー市中心部を対岸に望む海辺にあり、オリンピック期間中、各国の選手、競技役員約3000人が過ごす。約15万平方メートルの敷地内に、1100戸の居室や約4000平方メートルの大食堂、選手たちがテレビゲームやビリヤードなどを楽しみながらくつろげるスペース、トレーニングジムなどがある。

選手村のキーワードは「グリーンエコ」
この選手村のキーワードが「グリーンエコ」。屋上には、屋上庭園として木々が植えられ、庭園の灌漑に使用される水は降り注ぐ雨水を貯水し使われる。また、汚水が持つ熱エネルギーを使い、暖房、温水を供給できるシステムをつくった。

選手村の中心に位置する歴史ある建物「SaltBuilding」は大会期間中、選手たちの交流の場として使われるが、関係者が「建設開始前に初めて見たときには、取り壊される建物だろうと思った」と言う程古いビルだったが、今回のプロジェクトで見事によみがえった。
eco

周辺公共交通機関も充実
また、周辺公共交通機関を充実させ、温室効果ガスの排出に配慮。バンクーバーが自信を持って世界に紹介できる「環境にやさしい選手村」になった。

ロバートソン市長は「ガスなどの従来型エネルギーと比較し、温室効果ガスの排出量は半分に抑えることができる。環境に配慮した理想的な都市づくりをさらに進めたい」としている。


外部リンク

バンクーバーオリンピック大会オフィシャルサイト

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook