2014-12-07 08:00
蓄電池
伊藤忠商事、家庭用リチウムイオン蓄電システム販売開始
エヌエフ回路設計ブロックが開発
伊藤忠商事株式会社は、株式会社エヌエフ回路設計ブロックが開発した家庭用リチウムイオン蓄電システム「エネパワボS」の販売を、全国の伊藤忠エネクスホームライフ各社から12月より発売予定だ。7.0kWhの大容量
「エネパワボS」は、分電盤に接続する系統連系システムを採用しており、停電時に自動で送電してくれるので、停電時でも家庭内のコンセントから電気製品を使用することができる。容量は家庭用としては大容量となる7.0kWh(定格容量6.6kWh)となっており、充放電サイクル寿命は10000回以上の長寿命となっているので、1日1回充放電した場合で10年以上の期待寿命となっている。
連携性の面でも優秀で、国内メーカーならほとんどの太陽光発電システムと連携可能で、一部の燃料電池(エネファーム)との連携も可能とし、日中に太陽光発電の余剰電力で蓄電したり、割安な夜間電力を蓄えて利用したりすることで、電気代の削減なども実現できるとのことだ。
伊藤忠商事ではリチウムイオン電池関連事業を推進しており、ポータブル型や産業用に加えて、今回の家庭用蓄電システム販売を手掛けることで、幅広いニーズに応えるラインアップの拡充を図り、日本の電力供給安定化や停電対策に貢献していくとした。
外部リンク
伊藤忠商事 ニュースリリース
http://www.itochu.co.jp/ja/news/
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