2014-12-08 07:00
太陽光発電
ICU那須キャンパスに太陽光発電所を建設

遊休地の有効活用と教育活動への還元
12月4日、学校法人国際基督教大学が、大学キャンパス用地を活用して太陽光発電事業を開始することを発表した。12月1日より、栃木県那須町の那須キャンパスで、太陽光発電所の建設工事が始まった。2015年4月1日から稼働し、電力会社への売電を開始する予定となっている。
同校ではキリスト教精神に基づいた「ICU環境宣言」を制定しており、キャンパス環境への配慮と管理に反映させている。また、東日本大震災後、全国で再生可能エネルギーの活用が盛んになっていることを受け、大学キャンパスを活用した太陽光発電事業に取り組むことを決定した。
太陽光発電事業の目的として、「CO2削減による環境負荷の低減」「遊休資産の有効活用」「事業による収益を教育研究活動に還元」の3つを挙げている。
栃木銀行が事業費融資
発電所は、那須キャンパスの敷地内2か所に建設される。那須キャンパスは学生の課外活動や宿泊施設として活用されていたが、東日本大震災の被害により使用を休止していた。発電所の出力規模は約2.36MWで、年間発電量は約240万kWhを見込んでいる。総事業費約7億円は、栃木銀行が融資する。
同校は本事業を通して、学生をはじめとする同校関係者に再生可能エネルギーの現状や可能性を広め、よりよいエネルギー使用のあり方を考えていきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
学校法人国際基督教大学
http://www.icu.ac.jp/
学校法人国際基督教大学/プレスリリース
http://www.icu.ac.jp/press
株式会社栃木銀行
http://www.tochigibank.co.jp
関連する記事
-
2020-05-03 17:00
-
2020-05-03 06:00
-
2020-05-03 05:00
-
2020-05-02 21:00
-
2020-05-02 21:00