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2014-12-03 13:00

電気自動車

充電インフラの利用促進へ 3社合同で事業を展開

EV/PHV利用促進プラットフォーム実証事業
3社合同でEV/PHV利用促進事業の展開
トヨタメディアサービス株式会社、株式会社豊田自動織機、日本ユニシス株式会社の3社は、共同でEV/PHV利用促進プラットフォーム実証事業を展開すると発表した。EV/PHVの増加に合わせ、EV/PHV向けの充電インフラは、全国で急速に整備が進められ、今年度末には「電欠のない社会」を実現可能な一定数量が整備される見込みである。

なお今回の実証事業では、トヨタメディアサービスが開発するEV/PHV利用促進プラットフォームから、スマートフォンなどの端末を通じて、全国の充電インフラ情報、充電インフラ周辺情報などEV/PHVユーザーに有益な情報を提供することで、EV/PHVの利用の促進や外出先中充電を喚起しEV走行率を増加させることで、CO2排出削減を目指すとしている。

充電インフラの連携についての解決
一方、こういった充電インフラの情報は、これまで様々な団体や事業者に散在し、情報の信頼性と網羅性に課題があった。

本実証事業で構築する基盤では、充電インフラの技術と運用に関するノウハウを有する企業・団体との連携と、恒常的な情報メンテナンスの仕組みにより、この信頼性と網羅性の課題を解決するだけでなく、満空情報や故障情報といったリアルタイムのインフラ情報を収集し、ユーザーに提供する事で、より一層の利便性向上とEV/PHV利用向上によるCO2削減を図る。

そしてこの事業は「EV/PHV利用促進プラットフォーム事業」として環境省の「平成26年度CO2排出削減大差億教科誘導型技術開発・実証事業」の採択を受け、愛知県および「あいちEV・PHV普及ネットワーク」のサポートの下、充電インフラとEV/PHVのデータが整った愛知県で来年2月より検証を実施する。

なお、この基盤はEV/PHV向け充電インフラだけでなく、燃料電池自動車の水素ステーションなど、将来の多様な次世代自動車の情報管理を見据えた設計となっている。


外部リンク

株式会社豊田自動織機 プレスリリース
http://www.toyota-shokki.co.jp/
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