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12月10日、NTN株式会社は、同社が開発した電気自動車「Q'mo（キューモ）」がナンバープレートを取得したことを発表した。

「その場回転」「横方向移動」ができる電気自動車が登場した。キューモは、従来の自動車にはない新しい動きをする新時代の超小型電動コミュータ。今回、世界で初めて軽自動車としてのナンバープレートを取得した。

今後キューモは、工場、空港、病院などの敷地内移動の他、街中の近距離移動や観光地などで活躍する。

キューモは、2011年、同社の若手や女性技術者が小型2人乗り電動コミュータとして企画・制作を行った。初代「Q'mo I」は、インホイールモータ駆動で独自の4輪独立操舵システムを採用し、「その場回転」「横方向移動」ができる未来の車として話題を呼んだ。

その後、実用性を高め、2013年には市街地走行を可能とした「Q'mo II」を発表。「マルチドライビング・システム」を搭載し、滑りやすい路面などでも安定した走りと安全性を確保することに成功した。

最高速度は時速70キロ。充電に要する時間は約6時間で、50キロまで走行が可能となっている。

同社では今後、全国各地で試乗会を開催し、子育て世代から高齢者まで幅広い世代に利便性をアピールする。

（画像はニュースリリースより）

外部リンク

NTN株式会社
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NTN株式会社／ニュースリリース
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