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今回のバンクーバー冬季オリンピックは、スピードスケートの高木美帆選手の活躍が注目されている。その舞台となるスピードスケートの会場、リッチモンド・オリンピック・オーバルはエコを意識してつくらた会場の１つ。

約３万3000平方メートルの広さを誇る建物を覆っている100メートルｘ200メートルの屋根には、ブリティッシュコロンビア州の地元の木が使われている。それも、パインビートルという地球温暖化が一因と推定される虫の害を受けた樹木を再利用し、世界のひのき舞台に仕上げている。

また、この会場は米国グリーンビルディング協会(USGBC)の環境性能評価システムLEED(Leadership in Energy and Environmental Design)の認証も取得している。LEEDは、建築地の環境、水効率、エネルギー効率、建築資材、室内環境、革新性及び設計・建設プロセスの６つの主要項目で査定され、４段階、プラチナ、ゴールド、シルバー、認証に分けられている。リッチモンド・オリンピック・オーバルは、シルバーの認証。LEEDは、リサイクル材や地域材料を使用することも評価項目に挙げている。

エコロジーな会場で日本選手の活躍なるか、選手と共に会場にも注目したい。

外部リンク

バンクーバーオリンピック大会オフィシャルサイト