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2015-01-04 14:00

太陽光発電

三菱電機が「3レベルインバーター対応パワー半導体モジュール」5機種を発売

パワーコンディショナー
低消費電力化・小型化に
三菱電機は12月25日、「3レベルインバーター対応パワー半導体モジュール」5機種を今年6月より順次発売すると発表した。

3レベルインバーターは、風力・太陽光発電用パワーコンディショナー、無停電電源装置(UPS)などの産業用機器において、さらなる消費電力の低減や大容量化を実現するとして需要が高まっており、これに使用されるパワー半導体モジュールは3レベルインバーターの性能を最大限に引き出すための低インダクタンス化、低消費電力化、小型化が求められている。

今回発売される「3レベルインバーター対応パワー半導体モジュール」は、太陽光発電用パワーコンディショナーや無停電電源装置(UPS)など125kW・500kW超クラスにおける大容量の産業用機器の低消費電力化・小型化を実現する。

消費電力30%低減
同製品の特長は3レベルインバーターに対応し、現在主流の2レベルインバーターと比較しても、消費電力を約30%低減した。

また、端子位置や形状を工夫した小型パッケージを新たに開発し、単体もしくは並列配置での使用の場合でもシンプルなインバーターの回路となり、低インダクタンス化を実現、125kW以上の中容量帯には4in1製品で対応し、低損失に加え狭幅外形によってインバーターの小型化にも貢献した。

多様なインバーターの回路構成が求められる500kW以上の大容量帯には、回路・レイアウト自由度の高い1in1および2in1製品で対応している。

3レベルインバーターは大電力のVVVF制御に多用される方式で、耐電圧の低い素子を使用するために電源の中間電圧レベルを供給する回路方式で、小型高効率であることが特徴である。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

三菱電機 ニュースリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
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