2015-01-19 12:00
エコ
リコーが静岡県御殿場市に「リコー環境事業開発センター」を開所

環境を基軸とした事業の拡大
株式会社リコーは1月14日、静岡県御殿場市に「リコー環境事業開発センター」を開所すると発表した。同社は、2020年とその先に目指す姿を、「お客様の期待を超えた、安心・快適・便利を提供し、ライフスタイルの変革を支援する環境にやさしい会社」と定め、環境を基軸とした事業の拡大を図るとしており、2020年度にはリコーグループの環境事業として1000億円規模の売上を目指すとしている。
新規事業の創出
今回、開所することとなったリコー環境事業開発センターは、リコー創業80周年となる2016年度の本格業務開始を目標に、2015年夏から順次業務を開始する予定である。同施設では、「環境技術の実証研究」や「リユース・リサイクル技術の実践・最適化」を通じて、これまでの事業領域にとらわれない新規事業の創出を目指す。
「環境技術の実証研究」では、ケミカルヒートポンプを応用した蓄熱輸送技術、廃プラスチック油化技術、無人搬送車(AGV)技術などの実証研究を行い、加えて太陽光発電、バイオマス発電などの再生可能エネルギーへの取組みも予定している。
同施設は、エネルギー創出・変換・利用システムを構築し、自給自足の循環型モデルを実践しながら、将来的には獲得した環境技術およびシステムを活用して、環境関連分野における新規事業の創出につなげていく。
「リユース・リサイクル技術の実践・最適化」については、現在全国12箇所に分散しているOA機器のリユース・リサイクル機能を順次4箇所に統合し最適化を図る。
新規事業領域においては、産官学連携のオープンイノベーションコンセプトの下、積極的な人材交流に注力し、「環境経営」の積極的な発信や環境教育、環境実践見学ツアーなど、地域社会に貢献する活動も展開していく。
外部リンク
リコー ニュースリリース
http://www.ricoh.com/ja/
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