エネクトニュース

1月27日、株式会社GSユアサは、リチウムイオン電池一体型の太陽光発電用パワーコンディショナ「パワーソーラーIII」の発売を発表した。

この製品は、地方公共団体の避難所や公民館、学校などを対象に開発された。出力容量4.5kWのパワーコンディショナにリチウムイオン電池LIM50シリーズを搭載。深夜電力や太陽光による電力を蓄電池に蓄える。また、災害などの大規模停電時には自立運転し、電力の安定供給が可能だ。

また、防塵・防水に優れた自立キャビネットを使用しており、屋外での設置が可能となっている。

運転は「停電対応運転モード」、「夜間電力利用運転モード」、「太陽電池電力充電運転モード」の3種類から選択できる。

「停電対応運転モード」では、日中は蓄電池を使用せず常に満充電状態を維持。防災対応として活用する。

「夜間電力利用運転モード」では、安価な夜間電力を蓄電池の充電に利用し、日中の太陽光電池の電力と組み合わせて活用する。

「太陽電池電力充電運転モード」では、太陽電池の余剰分を蓄電池の充電にあてる。

同社は今後も、パワーソーラーIIIをはじめとする各種蓄電システムの普及に努め、防災拠点の機能強化と再生可能エネルギーの有効活用などのニーズに対応していく意向だ。

（画像はニュースリリースより）

外部リンク

株式会社GSユアサ
http://www.gs-yuasa.com/

株式会社GSユアサ／ニュースリリース
http://www.gs-yuasa.com/gyp