2015-02-06 11:00
その他
ユーラスエナジー、秋田港ウインドファームを稼働

日本海沿岸沿岸にドイツ製風車6基
2月2日、ユーラスエナジーホールディングスは、秋田市で大規模な風力発電所を稼働させた。この施設は、同社が日本海に面した秋田港沿岸地域に建設した「ユーラス秋田港ウインドファーム」。ドイツ・シーメンス社製の大型風車を6基設置した。
この機種が導入されたのは国内初のこと。風車タワーは高さ79.5m、ブレード回転部分は直径101メートルで、国内最大級の大きさである。
1基あたり発電能力は3MWで、総出力は1万8,000kW。年間発電量は約3,800万kWhになる見込み。一般家庭約1万世帯分の電力使用量に相当する。
秋田県内に3か所の発電所 さらに2か所で建設計画
ユーラスエナジーグループは1986年にアメリカで風力発電事業に進出。その後、日本国内や欧州各国で事業を展開している。同グループは、秋田県内に既に2つの風力発電所を稼働している。今回の発電所完成によって、県内での風力発電設備容量は5万5,650kWとなった。
この後さらに、同県由利高原と東由利原でウインドファームの建設プロジェクトを進めているという。
同社ではこれまでに蓄積した独自のノウハウを活かし、周辺環境への配慮や地域活性化に取り組みながら健全な発電施設の運営を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ユーラスエナジーホールディングス
http://www.eurus-energy.com/
ユーラスエナジーホールディングス/ニュースリリース
http://www.eurus-energy.com/press
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