2015-02-19 13:00
蓄電池
住友林業、新築住宅に停電時継続発電の「エネファーム」を導入

環境配慮機器搭載の「Green Smart」を対象に
住友林業株式会社は、東京ガス株式会社の家庭用燃料電池「エネファーム」を導入する注文住宅に、停電時発電継続機能付きの「エネファーム」を採用すると発表した。停電時対応「エネファーム」の導入は、同社が販売する新築戸建注文住宅「Green Smart(グリーン スマート)」を対象とする。これは東京ガス供給区域で販売される住宅で、停電時発電継続機能付き「エネファーム」の採用は住宅業界初となる。
停電対応、節電、CO2削減などを実現 防災・省エネ意識に応える
停電時発電継続機能付き「エネファーム」は2015年4月1日発売の予定。停電発生時点で同製品が発電している場合、500W以下の電力を最長4日間(96時間)利用できる。停電時には、専用コンセントを通して電気スタンドやテレビ、携帯電話などの充電、床暖房や給湯も可能になる。同社はこれまでも「Green Smart」において、エネファームや太陽光発電システムを採用し、顧客の要望に合わせた環境配慮機器を提案している。東日本大震災以来、顧客の防災・省エネに対する意識が高まり、それに応える形で停電時発電継続機能付き「エネファーム」が実現した。
エネファームは都市ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて発電させるシステム。電気をつくる場所と使う場所を家庭に集約することで送電ロスをなくし、発電した電力や熱を無駄なく活用できる。
火力発電所からの電気と都市ガス給湯器を併用した場合と比べ、CO2は約49%削減、一次エネルギー消費量は約37%削減できる。年間光熱費は約6万円の節約、年間CO2排出量は約1.3トン削減が可能となる。
(画像はニュースリリースより)
外部リンク
住友林業株式会社
http://sfc.jp/
住友林業株式会社/ニュースリリース
http://sfc.jp/information/news
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