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リニアテクノロジー株式会社は、直列に接続された最大4本の12V鉛蓄電池に対応することができるスタンドアロン・バッテリ・バランサ「LTC3305」の発売を開始した。

「LTC3305」は、高電圧のバッテリから電荷を吸収して、吸収した電荷を低電圧のバッテリに移動させることでバランス調整を行うバッテリ・バランサで、最大4本の直列接続された鉛蓄電池を均等に充電できるようにする。

動作モードは「タイマ・モード」と「連続モード」があり、「タイマ・モード」では、バッテリのバランス調整終了後に設定時間分低消費電力状態となり、定期的にバランスの再調節し、「連続モード」では、バッテリのバランス調節終了後も常時バランス調節動作を続ける。

また、「LTC3305」はスタンドアロン動作をするよう設計されているのでマイクロプロセッサなどの制御回路が不要で、通信機器や家庭用バッテリ駆動のバックアップシステム、電気自動車や産業用照明システムなどでの用途に最適とのことだ。

参考価格は、動作温度範囲-40～125度のEグレード・バージョンとIグレード・バージョンの1000個時で6.95ドルとなっており、リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由にて販売される。

外部リンク

リニアテクノロジー ニュースリリース（PDF）
http://www.linear-tech.jp/images/news/pressroom/