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2015-03-06 12:00

エコ

世界最高レベルの省エネ性能、三菱重工業が大型LPG運搬船を受注

大型LPG運搬船
4隻目の受注
三菱重工業株式会社は3月2日、アストモスエネルギー株式会社から大型LPG(液化石油ガス)運搬船を受注したと発表した。

同社は2013年以降、アストモスエネルギー社から同船型の3隻を受注しており、今回の受注が4隻目となる。

この大型LPG(液化石油ガス)運搬船は、世界最高レベルの省エネ性能を誇り、世界の主要LPGターミナルに柔軟に対応でき、新パナマ運河にも適合した仕様である。

新パナマ運河に対応
受注したLPG運搬船は先の受注船3隻とともに長崎造船所で建造され、完成・引き渡しについては、2017年前半を予定している。

同社独自の船型を採用し、優れた燃費性能とLPGターミナルごとに異なるさまざまな接続条件への高い適応性を実現した。

新パナマ運河は2016年初めにも運用開始が見込まれており、同船についても係船装置など、世界最新の設備を搭載している。

米国のシェール革命により、中長期的には極東を含めた世界市場で北米産LPGの需要増大が予想されることから、LPG運搬船の需要が高まっている。

同社は今後、さらに省エネ・環境性能や運用性に優れたLPG運搬船の開発に力を注ぐとともに、積極的な提案営業を展開していくということだ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

三菱重工業株式会社 ニュースリリース
http://www.mhi.co.jp/news/story/
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