2015-03-08 12:00
電気自動車
日産と兼松、カリフォルニアのEV実証事業に参画

NEDOが実施する実証事業 EV最多販売の地域で
3月4日、日産自動車株式会社と兼松株式会社は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する「電気自動車の行動範囲拡大実証事業」の委託先に選定されたことを発表した。この実証事業は、NEDOがアメリカ・カリフォルニア州の北部都市圏で実施するプロジェクト。自家用EVの販売台数が全米で最も多い同州と協力し、EVの行動範囲拡大をめざす。
急速充電器設置、情報サービスシステム導入でEVユーザーを誘導
同州は、ゼロエミッションを目指すため、大手自動車メーカーと協力体制をつくり、ZEV規制やEV優先レーンの設置など、EVの普及に力を入れている。日産と兼松は、6月下旬まで事前調査を行い、結果をもとに実証事業をスタートする。両社は、ユーザーのさまざまな行動パターンデータから、調査・分析・研究を行い、EVの普及と利用範囲の拡大を図る。
主な事業内容は、急速充電器の増設と情報の提供。カリフォルニア州北部の都市間を結ぶ幹線道路沿いに、あらたな急速充電器を設置する。また、急速充電器の情報サービスシステムを導入し、EVユーザーを効果的に誘導する。
事業の運営は、日産が急速充電池の設置と運用およびEVの行動変化分析を担当する。兼松は、ユーザー向けのリアルタイム情報サービスを提供し、EVやEV充電に関わるデータビジネスの検討を担当する。
(画像:NEDOウェブサイトより)
外部リンク
日産自動車株式会社・兼松株式会社/ニュースリリース
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS
日産自動車株式会社
http://www.nissan.co.jp/
兼松株式会社
http://www.kanematsu.co.jp/
NEDO
http://www.nedo.go.jp
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