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株式会社NTTファシリティーズは、高知県香南市に43ヶ所目の太陽光発電事業用サイトとなる「F香南山北太陽光発電所」を建設し、2月26日に竣工したことを発表した。

今回建設された「F香南山北太陽光発電所」は、高知県香南市香我美町山北69他に建設され、設置容量は2502kWで、想定年間発電量は一般家庭約843世帯分の消費電力量に相当する約3035MWhを見込んでおり、発電は2015年2月6日より開始している。

「F香南山北太陽光発電所」の技術的特徴としては、従来のDC600Vシステムより高電圧化された「DC1000Vシステム」を採用しており、直流配線損失の低減とパワーコンディショナ変換効率の向上が実現でき、一般的には70％程度のシステム総合効率を90％以上にすることができる。

また、最大40％のストリング数削減や、パワーコンディショナなどの台数削減も可能で、構築コストの低減が可能とのことだ。

他にも独自の発電診断システム採用により、ストリング単位での発電診断や、遠隔自動診断による維持管理稼働の削減を実現しており、不具合などによる出力低下が発生しても素早く確実に不具合範囲の特定が可能となっている。

NTTファシリティーズでは今後も、自然エネルギーの普及拡大や、太陽光発電に関する更なるノウハウ獲得・蓄積を目的とした発電事業展開を推進していくとしている。

（画像はニュースリリースより）

外部リンク

NTTファシリティーズ ニュースリリース
http://www.ntt-f.co.jp/news/2015/150316.html