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2015-03-24 23:00

太陽光発電

NTTファシリティーズ、NEDO事業における傾斜地向け太陽光発電実証設備を導入

傾斜地向け設備構築
新たな設置工法開発
NTTファシリティーズは3月19日、株式会社アドテック富士と共同で、傾斜地の有効利用を目的とした傾斜地向け太陽光発電設備を検討し、山梨県北杜市長坂町夏秋地区へ実証設備の導入を行ったと発表した。

同実証事業は太陽光発電システムの実証研究・技術開発を目的とし、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの受託事業である。

アドテック富士とNTTファシリティーズは、NEDO事業「太陽光発電多用途化実証プロジェクト」にて共同で採択を受け、傾斜地を太陽光発電の導入ターゲットとした、新たな施工技術の開発を進めている。

施工性の検証
傾斜地は、平坦な地面や住宅屋根への設置等の従来型分野と比較して、技術的に導入が困難である、導入コストが従来型環境に比べて高い等の理由により、導入が進まない未導入分野である。

同実証事業では、山梨県北杜市の協力を得て、北杜サイト太陽光発電所の近傍にて実証設備の構築と施工性の検証を実施している。

実証設備の構築においては、架台構築における作業性や安全性の比較のため、傾斜地向けの架台や施工方法を採用した。

重機での作業が不可能な傾斜地において人力での埋込による設置を可能とする架台や、傾斜地へ作業者が立ち入らずとも架台の支柱高さを調整できるアジャスト型架台、市販の防草シートと薄膜型太陽電池を一体化し押しピンで固定する工法などを組み合わせ、施工を行った。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

NTTファシリティーズ ニュースリリース
http://www.ntt-f.co.jp/news/2015/150319_1.html
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