エネクトニュース

オリックス株式会社は3月30日、4月1日より、電力小売サービスの対象エリアを拡大し、東北電力の送電エリア内（青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、新潟県）で営業を開始すると発表した。

同社は既に東京電力、関西電力、中国電力、中部電力の管内において電力小売事業を開始しており、サービスを提供する地域を拡大し、主に店舗やオフィスビルなどの高圧業務用の事業所を対象に、電力を割安に供給している。

これまで電気の供給は、地域ごとに電力会社（一般電気事業者）が行ってきたが、電力自由化により新たに電気事業に参入した新電力（特定規模電気事業者）から電気を購入することができる。

利用者は、電力自由化によって電力供給者を選択し、電力料金を見直すことが可能になり、新電力も電力会社所有の送配電網を使用することで安定的な供給が可能となる。

また、同社は電気需給契約を締結している顧客に向けて、無償で利用できる「お客さまホームページ」を開設しており、ウェブサイト上で月々の電力使用量や電気料金、30分ごとの電力使用実績などを確認でき、データのダウンロードも可能である。

さらに同社では、電力供給だけでなく、建物の省エネルギー化を支援するESCOサービスや蓄電システムのレンタルサービスなどを提供し、電力使用に関するさまざまなニーズに応えている。

外部リンク

オリックス株式会社　ニュースリリース
http://www.orix.co.jp/grp/news/