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気象・防災・環境に関する情報コンサルタント企業である一般財団法人日本気象協会は、物流改善プロジェクトとして取り組んでいる「需要予測の精度向上による食品ロス削減及び省エネ物流プロジェクト」でのCO2削減実績を紹介している。

日本気象協会が持ち得るビッグデータを利用した高度な需要予測を市場のサプライチェーンにもたらせられる事の意義は大きく、とくに食品ロスの削減などにより5％のCO2削減を目指すことが同プロジェクトの趣旨となっている。

また物流分野は東日本大震災以降省エネルギー推進への風潮を受け、充分な関連対策を講じることが難しい状況にも立たされており、この日本気象協会の取り組みは多くの企業や関係者に実益を与え得るものとなっている。

プロジェクトの成果として日本気象協会は、物流改善による食品ロスの削減として「冷やし中華つゆで約40％」「豆腐で約30％」のCO2削減効果が確認されたとし、愛知県と群馬県にある特定メーカーの商品に特化した売上・発注量・廃棄量・気象データの解析結果を公表している。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

日本気象協会　プレスリリース（PR TIMES）
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000010554.html

日本気象協会
https://www.jwa.or.jp/index.html