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2015-04-06 12:00

太陽光発電

日本気象協会が高精度の日射量予測サービスを開始

日射量予測
最大30%の予測精度を改善
一般財団法人日本気象協会は3月30日、同日より気象衛星データを使用した日射量予測サービス「SOLASAT-Nowcast(ソラサットナウキャスト)」の提供を新たに開始すると発表した。

同サービスは、気象衛星観測を元に解析した雲の動きから、30分毎の日射量を日本全国1km格子間隔で予測し、最大30%の予測精度改善を実現した。

予測は6時間先まで行うことができ、要望に応じて太陽光発電施設の仕様に基づいた太陽光発電量予測を提供することも可能である。

数時間先の日射量を予測
太陽光発電は、天候等による発電量の変動があり、これが需給運用面における課題となっている。

電力自由化の一環として電力取引の「1時間前市場」創設が予定され、数時間先の日射量や太陽光発電量の変動を精度よく予測する必要性が高まっていることから、今回、日射量予測サービスを新たに開発した。

同サービスは一般電気事業者や特定規模電気事業者(PPS)に提供され、電力の安定供給や太陽光発電の実効的かつきめ細やかな運用を支援する。

また、「SOLASAT」では、日射量・太陽光発電量の現在値を推定するSOLASAT-Now(ソラサットナウ)、過去の日射量データを蓄積したSOLASAT-DB(ソラサットディービー)、世界の気象衛星の画像から5km格子間隔の日射量推定データを蓄積したデータベースであるSOLASAT-Global(ソラサットグローバル)といったサービスの提供も行っている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

一般財団法人日本気象協会のプレスリリース(日経プレスリリース)
http://release.nikkei.co.jp/
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