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2015-04-11 23:00

エコ

JR東日本が東北地方で風力発電事業に参入

風力発電
羽越本線道川・下浜間
JR東日本は4月7日、風力発電事業の新会社を設立し羽越本線の道川・下浜間に風力発電設備を新設すると発表した。

同社は地球環境問題への対応を重要な経営課題の一つとして位置づけ、2012年に発表したグループ経営構想∨(ファイブ)において、再生可能エネルギーの導入を積極的に推進している。

北東北エリアにおいて同社は「再生可能エネルギー基地」化など、太陽光発電やバイオマス発電をはじめとした様々な取り組みを行っており、今回、羽越本線道川・下浜間の同社用地に風力発電設備を新設し、環境にやさしいエネルギーの創出を図る。

100MWの稼働目指す
同事業では、日本海沿いの鉄道林用地を利用し、発電規模2MW級の風力発電設備1基を建設する計画で、同社として風力発電事業で設計・施工及び維持管理を行うのはこれが初となる。

当該地域は風況が良く、風力発電に適しており、年間発電量は約5,800MWhを見込んでおり、これは一般家庭約1,600世帯分の年間使用電力量に相当する。

同発電設備の着工は2015年秋を予定しており、2016年秋の営業運転開始を目指す。

また、同社は風力発電事業の企画・立案・開発業務に実績のある「地域エネルギー開発株式会社」とともに、「JR東日本エネルギー開発株式会社」を設立し、今後も風力発電設備導入の推進に向け、2020年までに秋田県をはじめとした北東北を中心に発電規模で100MW程度の稼働を目指すということだ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

JR東日本 プレスリリース
http://www.jreast.co.jp/press/2015/20150405.pdf
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