2015-04-22 16:00

太陽光発電

東北電力が石巻蛇田太陽光発電所の建設を開始

石巻蛇田太陽光発電所
震災復興事業の一つ
東北電力株式会社は4月20日、宮城県石巻市新蛇田地区に設置する石巻蛇田太陽光発電所の新設工に着工したと発表した。

この事業は、東北電力が石巻市と株式会社東芝と共同申請し採択された、平成23年度経済産業省補助事業「石巻スマートコミュニティ導入促進事業」の一環であり、石巻市震災復興基本計画の重点プロジェクトの一つでもある。

エコ・セーフティタウン構想
同発電所は出力300kWで容量120kWhの蓄電池とともに石巻市新蛇田のモデル地区に新設される。

同市のエコ・セーフティタウン構想に基づき、市内のモデル地区に「地域エネルギー管理システム(CEMS)」を導入し、再生可能エネルギーを活用した「低炭素なエコタウン」と、災害時に「灯りと情報が途切れない安全・安心なまちづくり」の実現を目指す。

モデル地区では今後、災害公営住宅や戸建住宅における太陽光発電の大量導入が予想されていることから、蓄電池により太陽光発電の出力変動を調整して、電力系統の安定化を図るシステム(系統安定化システム)を導入し、東芝が導入する需要家統合システムと協調連携することで、地区内のエネルギー管理を図る。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

東北電力株式会社 プレスリリース
http://www.tohoku-epco.co.jp
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