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5月1日、アメリカの電気自動車開発企業テスラ・モーターズは、家庭用の大型蓄電池「Tesla Powerwall」を発表した。

製品は家の内外の壁に取り付けて使用する。太陽光発電システムで得た電力を、夜間や悪天候時に使用するとともに、電力網に接続して電気代が低い夜間に充電することもできる。

本体販売価格は、発電電力量10kWhモデルが3,500ドル、7kWhモデルが3,000ドルとなっている。

テスラは、エネルギー構想「Tesla Energy」を掲げ、家庭、企業、電力会社などの公益事業を対象に、クリーンエネルギーのエコシステム構築を図っている。

同社は電気自動車の開発にとどまらず、既存のバッテリー技術を活用し、世界のエネルギー・インフラを変えることを目指す。

今回発表された製品は、これまでの蓄電池システムより低価格でコンパクト。ガレージの壁などにも設置できる。また、途上国など電力が行き渡らない地域での使用も期待できる。

Tesla Powerwallは今夏発売を開始する予定。アメリカ国内では既に予約を受け付けている。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

テスラ・モーターズ
http://www.teslamotors.com/

テスラ・モーターズ／プレスリリース
http://www.teslamotors.com/presskit