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2017-11-09 23:00

その他

川崎重工が5MW級でガスタービンの新製品を発売

タイナビNS
出力同規模の製品の中では世界最高の発電効率
川崎重工業株式会社(以下「川崎重工」)は11月7日、出力5MW級で純国産のガスタービン「M5A」の販売を国内および海外で開始したと発表した。

エネルギーへの関心は世界中で高まっている。中でもガスタービンエンジンを使用して熱と電力を供給するコージェネレーションシステムは、効率面や環境面において優れた性質を示し注目の度合いが高い。5MW級のガスタービンは特に、日本国内および海外での需要が多い。

川崎重工はこれまで全世界で1万1000台以上の発電用ガスタービンを納入してきた。この経験で培われてきた技術を総結集した「M5A」は、5MW級では世界最高の発電効率32.6%を達成。同機を用いたコージェネレーションシステムもクラス最高級の総合効率で、エネルギーコストの低減と環境負荷の削減を可能にする。

最新技術を用いて窒素酸化物排出量を抑制
「M5A」では最新のDLE技術を用い、窒素酸化物の排出量を52.5ppmに抑えた。またオーバーホール交換作業を効率化することによって中間点検を簡易化、年間の稼働時間の向上を可能にした。

川崎重工はこれからも、日本、アジア、ヨーロッパを中心に、ガスタービン事業を積極的に展開していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

川崎重工 リリース
https://www.khi.co.jp/news/detail/20171107_1.html

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