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2017-11-22 14:00

その他

関西電力と武庫川女子大、「エネマネハウス2017」で太陽光発電量予測とVPP技術活用した実証開始

タイナビNS
「エネマネハウス2017」で太陽光発電量予測と実証開始
武庫川女子大学大学院と関西電力株式会社は11月17日、うめきたⅡ期エリアで開催される「エネマネハウス2017」にて、太陽光発電量予測とVPP(バーチャルパワープラント;仮想発電所)の技術を活用した実証を、同日より開始したと発表した。

「エネマネハウス2017」は、大学と民間企業等の連携により、先進的な技術や新たな住まい方を提案するZEH(年間での一次エネルギー消費量が正味ゼロの住宅)のモデル住宅を実際に建築し、住宅の環境・エネルギー性能の測定・実証や、展示を通じた普及啓発を行うプロジェクトとなる。

この実証は、太陽光発電量を翌日の気象予報から予測し、余剰電力の発生が見込まれる場合は、多数のエネルギーリソースを制御できるVPP技術を活用して、エコキュートの制御を行うものとのこと。

『キセカエハウス』設置のエコキュートを遠隔制御
今回は、「エネマネハウス2017」に参加する武庫川女子大学の『キセカエハウス』(伝統的住環境技術を用いて、しつらえが変化する住まい)にて、太陽光発電量の余剰が見込まれた場合に関西電力のVPP技術を活用し、『キセカエハウス』に設置されたエコキュートの遠隔制御を行うという。

これにより、通常夜間に行うエコキュートの沸き上げ運転の一部を昼間にシフトさせ、余剰電力の有効活用を図るとしている。

なお、太陽光発電量予測とVPP技術を組み合わせた、顧客の効率的なエネルギーの利用につながるマネジメントシステム構築に向けた実証は、全国初の取組みとなる。

(画像は関西電力HPです)


外部リンク

関西電力株式会社 プレスリリース
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2017/1117_1j.html

 

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