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2017-11-29 13:00

その他

ファブスコ、日本初の商業等施設向けカーポート型太陽光発電PPA事業をスタート

タイナビNS
商業施設等へのカーポート型太陽光発電PPA事業開始
ファブスコ株式会社は11月24日、オムロン株式会社および株式会社NTTスマイルエナジーと連携し、商業施設や自治体向けに同社が開発したカーポート型太陽光発電を活用した国内初の第三者所有太陽光発電電力販売事業(ソーラーPPA)を、この11月から開始すると発表した。

また、この第一号案件として熊本県阿蘇市の市所有施設4ヶ所に、合計出力48.6kWのカーポート型太陽発電を設置する。これは災害時に自治体が避難所に指定している施設となり、避難市民に電力を供給して情報端末や電気自動車などの充電や、調理器具等の使用ができるという。

この発電設備は、防耐火性の国土交通省認定(DW-0131)を受けていて、また水平震度1.0h(震度7相当)に耐えられる設計で、非常に堅牢なものという。

同社のソーラーPPAモデルは、PPA事業者が第三者から資金を調達して消費者の敷地に設置し、太陽光発電設備で発電した電力のうち消費者が使用した分だけを電力会社が販売する電力料金とほぼ同等の価格で、PPA事業者から買い取るものとなる。

実質無料で避難所整備や非常用電源を確保できる
このため、実質無料で避難所の整備や非常用電源の確保ができるもので、従来の購入モデルや屋根貸しのモデルとは大きく異なる。

太陽光発電導入者は、大きな費用負担がなく、また修理やメインテナンスに煩わされることなく、クリーンな太陽光発電と非常時における電源確保の恩恵が得られるとしている。

なお同社は今後、カーポートに電気自動車の充電器を後付けで設置し、平常時はEVの充電施設、災害時は自治体が所有するEVに太陽光で充電した電気を活用した、移動式の災害対策車(電気供給車)等の基幹ステーション等としても活用していくとしている。

(画像はファブスコ株式会社HPより)


外部リンク

ファブスコ株式会社 プレスリリース
http://fabsco.co.jp/index_day.html

 
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