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2017-12-16 13:00

その他

ユーラスエナジーHD、豪州初の風力・太陽光・蓄電池によるハイブリッド発電所設置

タイナビNS
風力・太陽光・蓄電池によるハイブリッド発電所
株式会社ユーラスエナジーホールディングスは12月13日、同社グループが推進する豪州初の風力と太陽光発電の併設によるハイブリッド発電所の起工式を、12月11日に建設予定地にて行ったと発表した。

このプロジェクトは、豪州の風力発電業者であるWindlab Development社と共同で推進している案件で、同社にとって初めての風力発電と太陽光発電のハイブリッド発電所となるほか、豪州で初めて風力・太陽光・蓄電池が同じサイトに設置され、送電線に連系するプロジェクトとなる。

一日を通して安定的に電力供給を行えることが期待
同発電所の発電規模は、風力発電が43,200kW、太陽光発電が15,000kW(AC)の合計58,200kWとなり、このほかに2,000kW/4,000kWhの蓄電設備も設置する。

売電先は、クイーンズランド州政府系の発電会社であるCS Energy社となり、2028年までの売電契約を締結していて、豪州の一般家庭約3万5,000世帯が消費する電力を供給することが見込まれている。なお営業運転開始は、2018年10月を予定している。

ハイブリッド型の最大のメリットは、単独の風力発電や太陽光発電と比べて天候による発電量の変動が小さいことで、特に同プロジェクトサイトは夜間に風が強く昼間は弱まる傾向があることから、風力発電と太陽光発電との補完関係があり、一日を通して安定的に電力供給を行えることが期待されている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社ユーラスエナジーホールディングス プレスリリース
http://www.eurus-energy.com/press/index.php?id=272

 
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