• TOP
  • >
  • 積水化学工業、3階建てでもエネルギー自給自足率80%を実現可能に
2017-12-16 21:00

その他

積水化学工業、3階建てでもエネルギー自給自足率80%を実現可能に

タイナビNS
狭小地向け3階建て住宅『デシオアーバン』発売
積水化学工業株式会社 住宅カンパニーは12月14日、鉄骨系3階建て住宅『デシオ』シリーズの販売強化策として、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)断熱仕様の標準化、太陽光発電システム(PV)の強化などにより、3階建てでもエネルギー自給自足率80%を理論上実現可能にしたと発表した。

さらに、同社創立70周年記念商品として、新たに狭小地向け3階建て住宅『デシオアーバン』を、2018年1月2日から発売(一部地域除く)し、都市部及び地方中核都市の3階建て市場への積極的な展開を図るとのこと。

開口部には高断熱アルミ樹脂複合サッシを用い、また基礎・天井には寒冷地エリアの断熱仕様を採用して省エネ性を向上させ、『デシオ』シリーズのZEH断熱仕様を標準化したという。

また、従来屋根面積が小さいためPVの容量が少なくZEH達成が難しかった狭小地でも、PVの強化によりZEH達成率が向上したとのこと。

エネルギー自給自足率80%を理論上達成が可能に
さらに、コンサルティング型HEMS、定置型大容量リチウムイオン蓄電池(12kWh)、VtoHシステム(電気自動車の電池容量40Wh)を設置することで、3階建てでも業界トップレベルのエネルギー自給自足率80%を理論上達成することが可能になったとしている。

この背景に同社は、調査研究機関が行った「実現したい暮らしニース調査」で3階建てを要望する世帯が増加していたことから、2階建て住宅で推奨していた「快適エアリー」を3階建て『デシオ』シリーズ向けに強化するとともに、ZEH対応を推進することとしたという。

このほか、大容量PV、HEMS、定置型大容量リチウムイオン蓄電池の3点セットに加えVtoHシステムを設置することで、標準的な住宅規模でのエネルギー自給自足の実現を目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

積水化学工業株式会社 プレスリリース
https://www.sekisui.co.jp/news/2017/__icsFiles/

 



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook