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2017-12-14 18:00

その他

IHIが西オーストラリア北部で発電施設を完成

タイナビNS
ジェット機のエンジンを転用したガスタービンを納入
株式会社IHI(以下「IHI」)は12月12日、同社のオーストラリア現地法人と共同で西オーストラリア州北部において発電所を完成させ、開所式典を11月27日に行ったと発表した。

プロジェクトはIHIらがカナダ系の発電事業者から2014年に受注した。発電所にはB747などの大型旅客機に搭載されるエンジンを発電用に転用したIHIの「LM6000」が3基、および周辺の機器が設置された。

天然ガスを燃料とするガスタービンは、石油や石炭を用いる発電機と比べてCO2の排出量が大幅に少ない。環境に優しい天然ガス利用の発電施設に注目が集まる中、「LM6000」は現在実用化されている40MW級の発電機の中では、世界最高レベルの性能を有する。

オーストラリアや東南アジアの市場で積極的に営業
今回の発電所完成でIHIが納入した「LM6000」の累計は82基となり、そのうち海外での納入が61基、オーストラリア地域だけで16基となった。

同社はこれからもオーストラリアや東南アジアに中心に、ガスタービン発電施設の営業活動を積極的に展開していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

IHI リリース
https://www.ihi.co.jp/

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