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2018-01-24 13:00

その他

日本アジア投資、メガソーラー発電所「岩手一関ソーラーパーク」が売電開始

タイナビNS
岩手県一関市花泉町のメガソーラー発電所が売電開始
日本アジア投資株式会社は1月22日、スマートソーラー株式会社と共同で開発した岩手県一関市花泉町のメガソーラー発電所「岩手一関ソーラーパーク」が完成し、売電を開始したと発表した。

同発電所の最大出力は約2.4MW(太陽電池パネル設置容量ベース)となり、年間予想発電電力量は約245万kWhで、これは一般家庭約800世帯分相当の年間電力消費量となる。

この総事業費は約8億円で、うち約80%をJA三井リース株式会社からのプロジェクトファイナンスにより調達している。今後は、東北電力株式会社に対し、FIT価格(36円/kWh、税別)にて売電する。

なお同発電所は、周辺を農地と多数のため池が囲む丘陵地に所在するため、近隣地元住民への配慮と共生を優先して設計・建設されており、ため池の流入水量を確保するため、3つの調整池を設けている。

発電効率を追求した設計
また、不純物を沈殿させて除去するため、水路を2段階に設置して濁水の流出を防いでいるほか、小型パワーコンディショナー40台を分散配置し、発電量が最大となる電流と電圧の組み合わせをパネルの影・方位・傾斜角のばらつきに合わせて細かく設定して、発電効率も追求した設計となる。

同社が投資しているメガソーラープロジェクトは、2017年9月末現在で合計21件・104.6MW(同社出資持分は59.6MW)となり、今後も各プロジェクトの事業化を進め、さらなる案件開拓に努めていくとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

日本アジア投資株式会社 プレスリリース
http://www.jaic-vc.co.jp/vcms_lf/jrelease_20180122.pdf

 

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