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2017-03-20 08:00

その他

日立、電力取引と運転計画の最適化を同時に実現するシステム実証事業を開始

タイナビNS
ドイツの「ENTEGA AG」と共同で実施
株式会社日立製作所は、ドイツでインフラサービスを提供している都市公社「ENTEGA AG」と、日立の欧州における地域統括会社「Hitachi Europe Ltd.」が電力取引と運転計画を同時に最適化するシステムの実証事業を、共同で実施することに合意したことを2017年3月13日に発表した。

価格変動の大きいドイツの卸電力取引市場に対応
ドイツでは1998年に行われた電力小売の全面自由化以降、電力取引市場が拡大するとともに、電力、ガスなどの整備・運営などを行う都市公社が約900社まで増加しており、地域密着でのサービス提供を続けるには、主力の電力事業で業務の効率化と収益拡大を図る必要がある。

こうしたことから「ENTEGA AG」は、今回行われる日立との実証事業の共同実施に合意したとのことだ。

今回の実証事業では、「ENTEGA AG」の子会社が電力取引市場で得た情報と、日立独自の最適化ソフトウェアを活用することで、価格変動の大きいドイツの電力取引市場での価格変動に対応した電力取引計画と運転計画を同時に策定することにより、効率化や収益拡大を図るとのことだ。

日立は今回の実証事業を6カ月間行う予定で、今後は実証事業を活用して最適化ソフトウェアの機能向上などを図るとしている。

(画像は日立製作所ホームページより)


外部リンク

日立製作所 プレスリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/2017/03/0313a.html

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