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2017-04-14 05:30

その他

折り畳み式太陽光パネルを防災用備品として寄贈、伊賀市のジャバラメーカー

タイナビNS
いつでも・どこでも・だれでも使えるソーラーパネル
三重県伊賀市のジャバラメーカー・株式会社ナベルは4月5日、同市役所の防災用備品として、折りたたみ式太陽光パネル「nanoGrid」を寄贈した。

同製品は、同社と三重大学大学院地域イノベーション学研究科の坂内特任教授が約2年間をかけて共同開発、2016年5月に発表したもの。

女性でも持ち運べるほど軽量で、どこでも使用可能だ。以前から持ち運べるソーラーパネルはあったが、蓄電容量も少なく、主にレジャー用のものだった。

同製品は、厳しい条件下に耐える高い耐久性と、長期間安定的な中容量の発電・蓄電機能を特長としているため、災害時に電気が止まっても使うことができる。

工業製品分野のジャバラで培った技術を応用
ソーラーパネルの大きさは1枚50cm×42cm。9枚がつながっており、広げたり折り畳んだりすることが可能だ。重さはパネルが約3kg、蓄電池が約2kgで、リュックに入れて背負うことができる。

晴天時は約3時間でフル充電でき、携帯電話の充電なら20時間、小型扇風機なら5時間ほど使用できるという。

同社が工業製品分野のジャバラで培った軽量化と高信頼な技術を適用し、坂内特任教授が主に製品の開発指導や改良を担当した。

贈呈式には、同社の永井社長と坂内特任教授、同市の岡本市長らが出席した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ナベル プレスリリース
http://www.bellows.co.jp/ja/?p=1123

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